２０１４年度の我が国の旅行収支、
すなわち、外国人が日本旅行で使ったお金と
日本人が海外旅行で使ったお金の収支、
が、何と５５年ぶりに黒字になったという。
外国人が日本旅行で使ったお金の方が多くなったのだ。

それを報じる日経新聞５月１４日朝刊

推移のグラフをアップ
 

同記事によると、５５年前の１９５９年度は、
訪日外国人数は１８．２万人
海外旅行日本人数は５．７万人。
これ以降、日本の経済成長に合わせて海外に旅行する日本人が
増加し、日本人が海外で使う金の方が多くなっていた。

それが、昨年度逆転したというのだ。

喜ぶべきか、悲しむべきか・・・
訪日外国人が日本にお金を落としてくれて日本経済活性化に寄与して
くれている訳だから、良いことではあるが、
日本人が海外に出かける元気が減ってきているとも言えるし・・・

ちなみに、２０１４年度の訪日外国人数は、
過去最高の１４６７万人（同紙）
というから、５５年前の１００倍近く。

もう一つ注目は（グラフ参照）
投資収益が急増していること

確実に言えることは、
経済のグローバル化であり、
それゆえ、
経済活動の前提である世界平和の重要性も一段と高くなっている
ということだ

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