最高裁判決「婚外子相続差別は違憲」独自考

すでにご存知と思うが、
9月4日、最高裁判所は、
民法に規定されている婚外子相続差別
(婚外子は嫡出子に比べて相続分が2分の1)
について、
「法の下の平等を定めた憲法に反する」との
判断を示した[exclamation]
(「嫡出子・・・ちゃくしゅつし:法律上の夫婦の子
 そうでない子・・・・非嫡出子=婚外子:こんがいし)

それを報じる一昨日(9月5日)の中国新聞トップ[目]
130905_0728~01.JPG 

当然の決定と思う[わーい(嬉しい顔)]
むしろ、遅きに失したというべきか。
ちなみに、家族制度についての諸外国との比較が
同日付日経新聞に掲載されていた[目]
130906_0702~01.JPG

ところで、婚外子=非嫡出子の割合はどの程度か?
2008年においてすでに、
スウェーデンでは54.7%
フランスでは52.6% (すなわち過半数が非嫡出子なのだ[exclamation]
これに比し、日本はわずか2.1%
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1520.html

スウェーデンやフランスの状態を「家族の崩壊」
と指摘する考え方もある。
しかし、時代は家族の多様なあり方を求めて
進展しているように思える。

少なくとも、フランスは少子・高齢化を克服し、
労働人口の増加を実現することに成功している。

子どもは家族の宝であるとともに
社会の宝として、
嫡出子・非嫡出子にかかわらず、大事に育てて
いくことが、少子化解決への一つの方策のように思う。
(少子化解決は日本経済活性化の最大のポイントだろう)

[かわいい]やっぱり素敵。パープルラブ[黒ハート]
130829_0827~02.JPG

[ひらめき]弁護士ブログ人気ランキングに参加しています。
下の「弁護士」をポチッとクリックお願いします。
1日1回有効で,1週間の合計クリック数で順位が決まります。
現在,全国1位を競っています。
ご協力していただけると嬉しいです(*^_^*)

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村

[ひらめき]広島ブログにもエントリーしました! 
 ↓クリックお願いします!!(1日1回有効です)
広島ブログ