YMCA

今夜は、広島YMCA(理事長・民秋史也)
http://www.hymca.jp/
の前総主事である下坊和幸さんの送別パーティー
「下坊さんに感謝の夕べ」に出席してきた。
この4月1日、これまで8年間総主事を務めてきた
下坊さんから新総主事上久保昭二さんに交代した。
総主事はYMCAの実務面におけるトップであり、
下坊さんの8年間にわたる獅子奮迅の活躍と苦労に対し、
感謝をささげる集会だった。
ぼくは、クリスチャンではないが、YMCAの顧問弁護士として、
また、YMCAを応援する組織であるワイズメンズクラブの会員
として、参加した。
あいさつに立ったYMCA副理事長の黒瀬真一郎氏の言葉に
感銘を受けた点があった。
黒瀬氏は、広島女学院の理事長でもある。
「広島女学院は原爆投下の後、最初に再建された学校だった。
その開始式にあたって、日野原重明さんのお父さんが
院長として話された言葉に感銘を受けた。
院長は、3つのVがポイントだと話された。
ひとつは、VISION 方針展望が必要だ。
ふたつめは、VENTURE 挑戦する気持ちだ。
みっつめは、VICTORY そして勝利するのだ。
と」
そうか、戦後の廃墟からの復活も、
ベンチャーだったのか、と。
現在の状況を
経済的「廃墟」というと大げさかもしれないが、
復活のためにはやはり、
ベンチャー精神につきると思う次第だ。
ところで、
ぼくがYMCAを応援している理由は、
YMCAが、教育をはじめ広く公益的活動を行っていること、
世界平和活動に熱心なことである。
その公益性に関して、びっくりしたことがある。
数年前、日本YMCAはパキスタンに小学校を建設する
援助活動を行った。広島からは人材派遣などの協力をした。
そのときに、国教であるイスラム教の授業をする教師の派遣
についても惜しまず援助したのである。
さて、YMCAがバックアップしている平和活動のひとつに
「I PRAY」という原爆投下を題材にした子どもたちによる
演劇活動がある。
http://ww5.enjoy.ne.jp/~cookiejane/pray/pray.html
下坊前総主事も当然応援の先頭に立ってきた。
この感謝の夕べには、下坊さんには内緒で、
その子どもたちがお礼に駆けつけてきて、
劇の中で歌う踊りと歌を披露した[るんるん]
100517_1917~01.jpg
そして、記念写真を撮影した。
100517_1919~01.jpg
すがすがしいひと時であった[わーい(嬉しい顔)]
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