ロータリークラブにての池上彰氏の講演の話は、
昨日のブログにて触れたが、
最近話題のフランスの経済学者ピケティの「21世紀の資本」
についても聞きたかった。
同書籍は世界的ベストセラーになっているという。
2月14日発行の週刊ダイヤモンドは、ピケティ特集であり、
池上氏との対談が掲載されている。表紙
中を開くと
週刊「日経ビジネス」2月16日号でもピケティ(ここでは吉川洋・東大大学院教授と対談)
「トップポイント」でも最初に
本体の本は読んでいないが、
概略と反論など議論は大まかに理解したつもりだ。
概略。
r=資本収益率
→簡単に言えば株式や不動産などの資本から生まれる収益の率。
g=経済成長率
→国民所得ののびを示している≒働く人の賃金の伸び
歴史的なデータによると、
18世紀以降、「r」はおおよそ4~5%だったのに対し、
「g」は、1~2%だった。
こうした「r>g」が続いたことが、今日の超格差社会をもたらしている。
ピケティ氏は、富める者がますます富を手にする「世襲資本主義」
に警鐘を鳴らし、資本(資産)への累進課税の強化や
富裕層の相続税の引き上げを
提唱しているようだ。
これへの賛否はさておき、
ピケティ氏は現在の日本経済の最大の問題は「人口減少問題」
であることをズバリ指摘している。まったく同感
上記「日経ビジネス」より
今回のブログは、ちょっと長くなりました。
フランス革命以来の「自由・平等・博愛」の精神は、
ピケティに脈々として引き継がれていると感じた
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