2月16日(月)付け中国新聞朝刊に、
広島の弁護士に関する記事として、
若手を中心にして国選弁護に積極的になっていること、
その背景には、仕事不足があることが書かれていた
かつて広島弁護士会では、
国選弁護を引き受ける弁護士が不足しており、
全弁護士に受任を義務つけるべきだという意見が
出て議論が沸き起こり、
結果、弁護士会の総会にて、全国に先駆けて
国選弁護受任義務を決議したことがあった。
今は、国選弁護の受任希望者が殺到しており、
あっという間に担当者が決定される。
隔世の感がある
それほど、弁護士の仕事が減ったのかというと、
やはり、そのようだ。
広島における民事訴訟の件数と弁護士数の推移だ。
2009年は、弁護士数380人に民事訴訟数14749件。
これをもとに計算すると、弁護士一人当たりの民事訴訟件数は年38.8件。
これに対し、
2014年は、弁護士数525人に民事訴訟件数6801件。
一人当たり年12.9件。
一人当たりの件数は、5年前のちょうど3分の1ということなる。
弁護士の仕事には訴訟以外の案件もあれば、
民事訴訟以外の刑事などの訴訟もあるから、
単純に仕事が3分の1とは言えないかも知れないが、
大きくは外れていないと思う。
全体としての仕事数ないし依頼数が減少しているということは、
弁護士が選ばれる時代に入っているということ。
当事務所も、依頼者に寄り添い、
親しまれ、選ばれる事務所になるべく、
日々研鑽に努めたいと、あらためて思った
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