船通学

本日昼、江田島市の「能美海上ロッジ」にて、
「江能修友会」が開かれ、参加した。
「江能修友会」とは、江田島・能美島から
受験進学校である修道中学・高校に
船通学をしていたOBの会だ。
江田島と能美島は2つの島ではなく、大昔に、
陸続きの一つの島になっており、
両方とも、行政区としては、江田島市にある。

「江能修友会」は平成7年7月7日に第1回を開き、
今回で16回目という。ぼくが、東京から広島に帰り、
山下江法律事務所を開設したのが、平成7年7月11日
だから、同時期にできた、ということになる。
こうした会があることを知ったのは、帰広してから
数年経ってからで、それ以降は可能な時は参加している。
今日の参加者約30人のなかで、ぼくが若い方から3番目
なので、結構年配が多い。
最高齢は、90歳の梶川先生(医師)だが、元気そのもの。
いつも、軍医だったころの話や運よく生き残った話をして
いただき、元気をもらっている[わーい(嬉しい顔)]
会の様子はこんな感じ。
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会場の「能美海上ロッジ」はすばらしく景色のよいところだ。
その名のとおり、施設が海上にある。
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部屋からの景色も抜群だ。
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そう。ぼくは、中学3年間と高校2年間の合計5年間楽しい[るんるん]
船通学をしていた(最後の1年は高校のすぐ隣で下宿生活)。
朝5時半起床(だったと思う)。6時15分ころ家を出て、
自転車で15分かけて山を越え桟橋へ。
船に1時間ちょっと乗って、広島市宇品に。
そして市電(チンチン電車)と徒歩で、合計約2時間。
なんと往復では、4時間もかかっている。
今から思えば、自分のことながら、よくもできたものだと、
感心してしまう[ふらふら]

それなのに、なぜ、楽しかったか?
ぼくは、広島から一番遠い島の南の端の港から乗船したが、
途中の港から、同じく、修道に通う同級生が5,6人や
やはり受験進学校である広島女学院の女の子5,6人が
乗ってきた。
その中に、一目ぼれの女の子がいて、
いつもドキドキしていたからだった。
また、勉強もその子に振り向いてもらおうと
がんばったように思う。
青春だったな~[ハートたち(複数ハート)]
まったく純情な時代であり、その子たちと
直接しゃべったのは、6年間で、ほんの数回だったと思う。
船通学OB会は、
少し甘酸っぱい純情だった青春時代の船通学を
を思い出した瞬間でもあった[かわいい]

OB会を終わり、外に出ると隣にある長瀬海岸には、
家族連れが少々出ていた。
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新聞等のニュースで知っていた
マテ貝採りかと思い、覗いてみたら、やはりそうだった。
マテ貝採りは、おもしろい。
小さな穴に塩をまくと、驚いたマテ貝が飛び出てくる。
その瞬間をひょっと捕まえて、貝が切れてしまわないように、
そっと引き上げるのである。
これが、出てきたマテ貝を捕まえた瞬間。
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砂の中から、抜き出され、捕獲されたマテ貝。
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少々のんびりと散歩などしていたが、
気がつくと、潮はだいぶ引いており、
海上ロッジも、沖の小さな島まで、陸続きとなっていた。
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沖にある島には、鳥居と神社があったので、
ちょっと冒険して、島の上まで登ってみた。
その島の鳥居から、能美ロッジを見たところがこれ。
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以前、全国を旅しているという60歳くらいの人が、ぼくに
「今まで泊った中で、能美ロッジが一番よかった。」と
言っていたことを思い出した。
島と海の美しさは、広島の誇りであり、日本の誇りだと、
あらためて確信した次第だ[グッド(上向き矢印)]

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