6月23日(木)午後、広島商工会議所会議室にて広島経済同友会の人口回復委員会があった。提言の中間報告の後、広島県健康福祉子育て・少子化対策課長寺崎雅浩氏が「広島県の少子化対策について」と題して講演を行った。
立って話しているのが寺崎課長
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その結論(パワーポイントの最終頁)
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広島県は「結婚から妊娠・出産、子育てまで切れ目のない支援」を行っているとのこと。
http://koinowa.jp/
広島県が25歳~39歳の男女に行ったアンケートの結果は以下のとおり。
独身男女の結婚願望は男女とも約8割。
しかし、他方で、独身男性の約8割、独身女性の約7割に恋人がいない。
そこで、広島県は2年前より独身男女のマッチング事業に取り組んでいる。
昨年度の婚活イベント一覧
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平成28年4月から初めたもっと少人数の「こいのわカフェ」では、
マッチング率が3割~5割
少子化対策として、まず、結婚したい人に出会いの場を提供しようということのようだ。
このような取り組みは他県で行われており、愛媛県ではすでに10年以上前から県が行っているとのこと。
寺崎氏「県庁に入って30年以上経つが、まさか自分が婚活の仕事をすることになるとは夢にも思わなかった。しかし、新しいカップルができると本当にうれしい」と。
ぼくとしては、少子化対策にはもっと抜本的改革(出産お祝い金や子育て給付など税金の傾斜的投入や民間基金の創設など)が必要と思う。国や県、市が総力で取り組むべきだ。少子化問題は、日本国の状況として待ったなしのところまで来ているからだ。
が、広島県の取組については、これはこれとして極めて有意義なことだと思う。
人口回復委員会にてさらに研究をし、意義ある提言ができればと思う。
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