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「デジタル・フォレンジック」・・・
この言葉をご存知だろうか。サイトによると、
「フォレンジック(forensic)とは、「法廷の」「法医学的な」「科学捜査の」という意味を持った 形容詞。コンピュータ関連でフォレンジックという言葉が使われる場合は、コンピュータネットワークシステムのログや記録、状態を詳細に調査し、過去に起こったことを立証する証拠を集めることを意味します。」
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D5%A5%A9%A5%EC%A5%F3%A5%B8%A5%C3%A5%AF

先日東京にて開催された船井総研の法律事務所経営研究会にて、
「弁護士業務におけるデジタル・フォレンジックの活用」と題した講演を聞いた。
講師は、AOSリーガルテック株式会社の弁護士・公認不正検査士の重政孝氏。

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デジタル・フォレンジックとは

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電子データが証拠として使用されることはこれまでもあったが
(例えば、不貞慰謝料請求の際のラインでのやりとり)
この技術により、
たとえ、過去のラインでのやり取りを消去したとしても、
そのログを科学的手法により分析することにより、
消去前のデータを復元できることになる。

夫が不倫はしていないから俺のケイタイを調べて見ろと言って、妻にケイタイを渡した。
妻はデジタル・フォレンジックを依頼し、過去のやりとりデータをすべて復元。
夫はあっさり不倫を認めた・・・というようなことも現に起こっているという。

会社の秘密情報の漏洩調査や
不正な決算書作成を指示した経緯など、
メールやり取りを消去する前の実際のやりとりが復元できるのだ。

弁護士の仕事にとっての強い味方になりそうだ

ちなみに、重政孝弁護士は広島ご出身とのこと。

 

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