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5月16日(水)夜の広島ペンクラブ例会は、
ロータリークラブの奨学生として来日したスペインからの留学生
ダマソ・フェレイロ君(30歳)が、
「ギリシャの美と芥川文学」と題して、講演を行った。
ダマソ君は、広大の博士課程に在籍中で、日本滞在は6年という。
流ちょうな日本語で、芥川が晩年にギリシャへの憧憬を募らせていたことを
説明してくれた。ギリシャのエロチックな身体美(パワーポイントより)
彼は来日して1年間かけて、芥川全集(もちろん日本語)を読んだという。
講演後、どうして芥川文学に興味をもったのか聞いた。
「17歳の時、本屋に行き、芥川の『みかん』という本と出合った。走る列車から外へみかんを投げるという話だが、そうした単純なことが小説になるのかと大変興味を持ち、芥川に引かれた」とのこと。
いろんな契機があるものだと、感心した
イケメン・ダマソ君とのツーショット
なお、この日の例会にて、広島ペンクラブは、
新会長として、迫田勝明先生(医師)を選出した。おめでとうございます!