昨日(3月25日)午前、RCC(中国放送)ラジオの記者から
広島市長選(ないし広島市政)について、インタビューを
受けた。
そして、その日の夕方6時30分ころ、
同局の「夕刊ラジオ フルスイング」という番組内において
約5分間放送された
RCCラジオでは、市長選をめぐり政治学者など20人に、
順次インタビューをしてきて、朝と夕方、一人ずつ放送。
偶然だが、ぼくが最後のインタビューということだった。
ぼくが選ばれたことは光栄としか言いようがないが、
たぶん、広島経済活性化推進倶楽部などを通して、
広島の経済や文化に対して、少々発信しているからか。
市政に望むことはぼんやりとは考えていたが、
あらためて、インタビューとなると、
一応考えをまとめておかねばと思い、
前夜、自宅で簡単なメモを作り、メールにて、
事務所のパソコンに送っておいた。
放送を再現することはここではできないので、
このメモを、以下に載せることにした。
なお、ぼくはいくつかの団体での地位を有しているが、
以下のメモないしインタビュー内容は、同団体などの見解
とは関係なく、あくまでも、現時点でのぼく個人の見解
であることを付言しておきます。
市長(市政)に望むこと
1 やはり、広島から「原爆・戦争」の問題を消すことはできない。
広島市は、反戦平和を貫く、世界の拠点となって欲しい。
核廃絶は言っているが、世界のあちこちで戦争をしている
オバマを美化するような市長であって欲しくない。
人々の幸福な暮らし、経済発展も、すべての基礎は平和だと
いうことを肝に銘じるべき。
やはり、すべての前提としての、すべての中軸としての、
反戦平和を。(核兵器廃絶は当然として)
2 平和な生活を基礎としての、経済発展。
空気だけでは生きていけない。
活発な経済活動と豊かな暮らしをもたらすような市政を。
新しく起業する挑戦者を応援する具体的な政策を。
ぼくは、KKC(NPO法人広島経済活性化推進倶楽部)
理事長として、広島のみならず全国のベンチャー企業
を応援してきた。
失敗を恐れず挑戦する気風を広島に作り上げて欲しい。
人口減少(少子化)が経済停滞の最大の原因の一つだ。
広島の魅力で、人をひきつけ、人口増大に繋がるような
政策を。
広島の経済発展にとって、西飛行場を廃止することは
きわめてマイナス。
今からでも可能なら、西飛行場から東京便だけでも
実現できるようにしてほしい。
(市内から羽田空港では、福岡空港は2時間に対し、
広島空港は3時間30分)
また、経済発展の基礎は、イノベーションだ。その創造
拠点はやはり、大学だろう。広大の東広島移転は
空港問題とならぶ失政と思っている。
大学の活気。時代を破壊するような活気を取り戻すこと
が、進歩に繋がる。
3 やはり、最後は、心の問題だ。
経済だけでは、人の心を満足させ、安らかにすることは
できない。
生きていることの充実感、楽しさを十分感じさせるような
政策を。
公平感や公正さを感じさせる政治が求められている。
弱者の保護、知的障害者と共に生きていく社会など、
課題は多い。
心の問題にとって、市内の緑化はきわめて重要な課題
の一つと思う。
先代の市長に対し「植木市長」と揶揄する人もいたが、
ぼくは未だ緑が足りないと思っている。
(ぼくは現在、広島市の緑化推進審議会の副会長)
たとえば、すべての小中高校の校庭を芝生化すること、
(広く目に入る茶色の校庭が、緑の芝生になることは、
勉学上や情操教育・精神教育上など、かなりの効果
があると、ぼくは思っている)
メンテナンスが大変とのことだが、ヨーロッパでは
そのようになっている国も多いと聞く。
日本でできないことはない。
サッカー王国にもふさわしい。
インタビューの時間は8分強だったが、放送時間は、
約5分とのことだった。
ラジオを聴いてくれていた妻によると、
1,2の内容は放送されたが、3は放送されなかった
とのこと。
ぼくは、まだ放送(録音)を聴いていない。
事務所での録音を頼もうとしたら、何と事務所には、
ラジオ放送が聞ける機器がなかった
パソコンなど最新機器はたくさんあるのに。
記者さんのご好意で録音は手に入りそうだ。
そういえば、これまでも事務所でラジオ放送が
きけなかったことがあるので、
さっそく、わが事務所にもラジオを買わねばと思った
☆弁護士ブログ人気ランキングに参加しています。
下の 弁護士 をポチッとクリックお願いします。
↓
にほんブログ村