さる2月7日(金)午後、広島市のANAホテルにて
ぼくが所属する広島日経懇話会の例会があり、
テレビなどに出演している経済評論家
第一生命経済研究所代表の長谷川公敏氏の講演を聴いた[わーい(嬉しい顔)]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E5%85%AC%E6%95%8F

テーマは
「2014年うま年景気を読む アベノミクスはどうなるか」

日本の為替・株式市場は、この1月に入り、
大方の経済評論家の予想に反し、
円安異変(円高)・株価急落へと動いていたが、
そうした状況下での講演だった。

会員の関心が高かったと思われ、
6~70人が参加した。講演前の昼食中の会場[カメラ]
140207_1224~01.jpg

講演する長谷川氏[目]
140207_1227~01.jpg

約40年間の経験に基づく冷静な分析と主張。
ブログ紙面上、詳しく述べるのはできないが、
ポイント的な点について、いくつか。

日本の最近の株価動向は、為替動向にほぼ連動している。
(円安→株高、円高→株安。これは一般的に知られている)
そのことを示すグラフ(長谷川氏のレジュメより。以下も)[左斜め下]
140207_1827~01.jpg

その、為替動向を決するのは、円の投機筋という。
それを示すグラフ(ドル/円レートは円の投機筋残高に連動)[左斜め下]
140207_1826~01.jpg

円の投機筋は、為替レートの変動により利益を上げるので、
為替相場は、上がったり下がったりすることになる。

また、
オバマ氏は、大統領就任時に、5年後の2014年末までに
輸出額を2倍にという宣言をしているので、
そう簡単には、ドル高(円安)にはならないのでは。

米日の各金融緩和政策によっても
実際に市中に出回る貨幣は増えておらず、
「期待」という意味での効果があったのみ。
等々。

経済動向については、様々な分析・予想があると
思うが、長谷川氏の指摘は鋭い点をついている
と感じた。

今日は、経済(為替・株価)のお話でした[わーい(嬉しい顔)] 

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