7月15日(水)開催の広島ペンクラブ7月例会において、
会員の舛井寛一さん(大正13年生まれ、91歳)が
「戦中派の被爆体験」と題した講演を行った[カメラ]
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8月6日朝は、前夜、呉が空襲されたため宇品造船所から呉方面の火を見ていて
寝不足だった。
そのため、己斐発宇品行の市電の途中の袋町でおりて勤労奉仕に行くべきところ、
ウトウトしてしまい寝過ごして、宇品造船所まで来てしまった。
(袋町で降りていれば死亡していた)

8時15分。
最初に、音もなく強烈に光った(照明弾かと思った)。
その直後、ものすごい爆音と爆風!
一瞬で前が真っ黒になり、何も見えなくなった。

窓が飛んできたらしく、人に「頭から血が出ている」と言われた。

10時に造船所から帰宅命令が出たので、
御幸橋方面に歩いて行ったところ、
家の倒壊がどんどんひどくなっていった。

鷹野橋付近では、家がまったく無い状態になり、
死んだ人がゴロゴロ・・・
生きて歩いている人も多くが皮膚がめくれて幽霊のように・・・

倒れた柱に座った被爆した学生が「水をくれ」と言ってきたが、
自分は(自分大切さに)
水の入っていたビール瓶を後ろに隠してしまった。

このことが、毎年8.6になると思い出されて、
悔やまれてならない、という。 
(以下略)

例会会場は、舛井さんの話のその生々しさに、
静まり返っていた。

今年は被爆70周年。
原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さを今一度確認し、
二度とそのようなことが起こらないように、
誓いを新たにせねばと思った。

例会には、井筒智彦さん
(NASAメンバーを辞退し北広島町に「芸北ぞうさんカフェ」
、人間力大賞受賞)も参加[カメラ]
(左から新本会長、迫田運営委員長、井筒さん)
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