連休の前半に読んで、良かった本を紹介
HIS会長・ハウステンボス社長の
澤田秀雄著「運をつかむ技術」～１８年間赤字のハウステンボスを１年で黒字化した秘密～

この本、先日ハウステンボスに行った時に、
ホテルでも売っていたのだが、
その時には買わなかった。
でも気になっていたので、帰ってから
購入し、一気に読んだ。
といっても、分厚い本ではない

氏は、高校卒業後お金を貯めて、
２２歳のとき、ドイツに留学。
そこで、日本人の旅行者とドイツのホテルやお店を
つなぐアルバイトが成功し、お金を貯める。
その資金をもとに、４年半にわたり、
５０か国以上を旅行

この経験が、その後の氏の精神的バックボーンに
なっているようだ。

ハウステンボスは、経営者が何人も変わったが、
誰ひとりとして黒字を実現できなかった。
なぜ、１年で黒字化できたか。

全従業員に話したのは３点。
①たとえ大変でも、明るく元気に楽しく振舞うこと。
②朝礼前に（場内・オフィスなどを）毎朝掃除をする（氏も参加）。
③売上２割増・経費２割減で黒字化したらボーナスを出す。

この３点を事あるごとに、従業員に話したという。
特に①
「ハウステンボスはお客様をお迎えする仕事なのだから、たとえ本当は大変でも、嘘でもいいから無理やり明るく元気に楽しく振る舞い、あいさつを欠かさないようにしてほしい」
氏は言う。
「なぜなら、元気であることは、それだけで価値があるからだ。」

最初は、半信半疑だった従業員も、
次第のお客さんの数か増えていき、徐々に
自信を取り戻してきたという。

結果、１年後、約束通り開業以来初の黒字を
実現し、ボーナスも支給された

続きは明日。お楽しみに。

野生の藤＠能美島南海岸

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