先の日曜日(12月25日)、23日に公開された
映画「聯合艦隊司令官・山本五十六」
をミタ[わーい(嬉しい顔)]・・・ではなく「見た」。

山本五十六.jpg
http://isoroku.jp/

若い頃、反戦平和活動に没頭していたことがある
ぼくとしては、
戦争映画が公開されると、どのように描かれているか
どうしても気になる。
ひとつ間違えば、戦争翼賛的な映画となってしまう危険も
あるからだ。

この点、この映画は、監督の意図だろうか、
あちこちに反戦のメッセージが描写されていて、
大変良心的な作品と感じた。
例えば、料理屋でお客さんが、
戦勝につぐ戦勝で喜んでいるときに、
料理屋のママ?に「でも、死んでいる人がいるのよ」
というような趣旨を言わせるなどだ。

しかも、よくあるドギツイ戦死の場面(血だらけ)を
ことさらに強調することなく、
不快感を感じることなく、映画を見終えることができた。

戦争に突き進んでいった政治家や
それを煽ったマスコミの問題ならず、
国民の大多数が戦争に向けて大合唱となっていった
という事実も突きつけている。

五十六は、開戦に反対したが、
上部の指令のもと、戦争の最前線で指揮を取らざるを
得なくなっていった、
そうした中でも、早く戦争を集結させる講和をと、
絶えず考えていた
ということのようだ。

五十六がかっこよく描かれすぎと思うが、
この点は、主役だからしょうがないというべきか[わーい(嬉しい顔)]

豪華俳優を揃えていることもあるのか、
久々に「映画を見た」という実感を持てた。
娯楽映画としても上出来と思う。
是非、ご覧になることをお勧めする[exclamation]

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